監査役ナビ

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監査役とは
監査役(かんさやく)は、日本の株式会社において、取締役及び会計参与の業務を監査する機関である(会社法第381条1項)。株主総会、取締役(または取締役会)と並ぶ株式会社の機関の一つで、会社経営の業務監査および会計監査によって、違法または著しく不当な職務執行行為がないかどうかを調べ、それがあれば阻止・是正するのが職務である。また、会社と取締役の間での訴訟においては取締役に代わって会社を代表する役目も担う(会社法第386条)。法改正や判決例によってその権限には変遷がある。日本の監査役は比較法的に見て大変に珍しい制度である。
コンプライアンスにおける監査役
監査役っていうのは、企業の健全で持続的な成長を確保し、社会的信頼に応える良質な企業統治体制を確立する責務を全うするために、

・取締役会などの重要会議への出席
・取締役や社員からの情報収集と検証
・会社の業務や財産の調査

などを行い、助言や勧告や意見を表明したりするわけだけど、そのためにまずは情報を収集しないと始まらないわけだと「監査役監査基準」を読んで改めて思ったのです。

まだコンプライアンス委員会などを設置しているわけではないので、直接的に情報を収集して調査する必要がありそう。ちょっと最近「業務に絡み過ぎてるかも」と感じてたけど、それをやることによっていろいろな情報を得る事ができるから、まぁいいかなと。

「取締役の職務の執行」について監査するのが定型的な御役目ですが、広義でいうと何だか「お悩み110番」みたいな要素も含まれているなと思いました。
監査役のイメージ
今回の件についてはあまり社外の人たちには言ってないのですが、反応はそれぞれ。

・「偉くなられたそうで」
・「これからは監査役も重要なので頑張ってください」
・「会社辞める布石ですか?」

などなど。いろんなイメージを持たれるのはきっと「監査役」というものがどういうものなのかが各自違うからなんだと思う。僕も「監査役って具体的にはどういう事をするんだろう」と思ってたし、明確なイメージは持ってなかった。でも実際は結構監査することって多かった・・・。それに実務的な知識以外にも学問的な知識も相当必要なので、一人前になるには結構遠い道のりが待っていそうです。
監査役のための調査研究団体。S49年設立。6140社8244名の監査役がメンバー(平成20年8月末現在)。監査実務方針も策定する。
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